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江戸城石垣で、「丸に十は島津家の刻印石(各藩がアピールのために刻んだ刻印) で、ガイドの丁寧な説明で歴史好きにはたまらない撮影ポイントです

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船頭兼ガイドの内山さんが、浮世絵と目の前の橋を説明してくれているところ

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お茶の水分水路(大雨の時など、川が増水したら水を逃がす暗渠のはけ口:出口) 緑が鮮やかな清々しい景色でした

川面をわたる風が涼しくて、高速道路の影も多く、とっても快適でした。日常とは全く別の、車の道とは流れる時間が違うのではと感じるくらいの、ゆったりとした船旅でした。

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羽田線や、横浜線は広々とした海の景色も

日本橋から水道橋は高速道路の下をくぐり、数え切れない橋の下を渡っていきます。
羽田~秋葉原線や、横浜線はまた違った表情です。広い海を渡って行ったり、工場群を突っ切ったりする水路、羽田の旅客機の離発着をまじかに見られる非日常コースもあるそうです。

この実験、もともとの起こりは2015年5月の神田祭で、12年ぶりの“神輿の船渡御(ふなとぎょ)”を見て『この賑わいを、放っておくのはもったいない』と思った国土交通省の方の発案です。

当日は、いつも閉ざされている東京・秋葉原の万世橋下流左岸の船着き場に、真っ白い装束の神主と、そろいの法被に地下足袋の氏子が乗った、神田明神の神輿を載せた船が静々と進んできて横付けに。この、船に乗った神輿が隅田川から神田川へ渡る儀式に、多くの人が万世橋に鈴なりになって、色めき立ったそうです。

万世橋船着き場は、1930年の橋完成時からあり、水運が中心だった当時は盛んに利用されていました。昨年からの舟運実験では、キーポイントとなっています。

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2015年の神田祭、12年ぶりの“神輿の船渡御(ふなとぎょ)”の模様

都内だけでなく、多くの自治体は「防災船着場」を持っています。阪神淡路大震災の時に、道路を補完して大量輸送するのに水運が使われてから整備したそうです。普段使わないといざという時に使うのは難しいもの。訪日観光客のおもてなしと共に、防災船着場活用も密かな狙いの一つといえるでしょう。

“舟”マークの水色の旗が舟運実験の目印。近くの船着き場から、気軽に乗船できます!

2016年10月から、秋の舟運実験が始まりました。「舟で出かけてみようかな」と思ったら、各社盛りだくさんのコースを設定しています(データをご参照ください)。
定期運航が実現して、舟がバス感覚に⁉ なんて「舟の停留所」が東京にできるといいな、と願っています。

【データ】
ミニ屋形船や、川のエレベーター運河ツアーの㈱ガレオン: TEL 03-5858-6877
多彩なコースあり!東京都心と羽田空港等を結ぶ舟運社会実験(第4次実験)に参加してみませんか!(国土交通省総合政策局)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000138.html

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江戸城石垣で、「丸に十は島津家の刻印石(各藩がアピールのために刻んだ刻印) で、ガイドの丁寧な説明で歴史好きにはたまらない撮影ポイントです

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船頭兼ガイドの内山さんが、浮世絵と目の前の橋を説明してくれているところ

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お茶の水分水路(大雨の時など、川が増水したら水を逃がす暗渠のはけ口:出口) 緑が鮮やかな清々しい景色でした

川面をわたる風が涼しくて、高速道路の影も多く、とっても快適でした。日常とは全く別の、車の道とは流れる時間が違うのではと感じるくらいの、ゆったりとした船旅でした。

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羽田線や、横浜線は広々とした海の景色も

日本橋から水道橋は高速道路の下をくぐり、数え切れない橋の下を渡っていきます。
羽田~秋葉原線や、横浜線はまた違った表情です。広い海を渡って行ったり、工場群を突っ切ったりする水路、羽田の旅客機の離発着をまじかに見られる非日常コースもあるそうです。

この実験、もともとの起こりは2015年5月の神田祭で、12年ぶりの“神輿の船渡御(ふなとぎょ)”を見て『この賑わいを、放っておくのはもったいない』と思った国土交通省の方の発案です。

当日は、いつも閉ざされている東京・秋葉原の万世橋下流左岸の船着き場に、真っ白い装束の神主と、そろいの法被に地下足袋の氏子が乗った、神田明神の神輿を載せた船が静々と進んできて横付けに。この、船に乗った神輿が隅田川から神田川へ渡る儀式に、多くの人が万世橋に鈴なりになって、色めき立ったそうです。

万世橋船着き場は、1930年の橋完成時からあり、水運が中心だった当時は盛んに利用されていました。昨年からの舟運実験では、キーポイントとなっています。

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2015年の神田祭、12年ぶりの“神輿の船渡御(ふなとぎょ)”の模様

都内だけでなく、多くの自治体は「防災船着場」を持っています。阪神淡路大震災の時に、道路を補完して大量輸送するのに水運が使われてから整備したそうです。普段使わないといざという時に使うのは難しいもの。訪日観光客のおもてなしと共に、防災船着場活用も密かな狙いの一つといえるでしょう。

“舟”マークの水色の旗が舟運実験の目印。近くの船着き場から、気軽に乗船できます!

2016年10月から、秋の舟運実験が始まりました。「舟で出かけてみようかな」と思ったら、各社盛りだくさんのコースを設定しています(データをご参照ください)。
定期運航が実現して、舟がバス感覚に⁉ なんて「舟の停留所」が東京にできるといいな、と願っています。

【データ】
ミニ屋形船や、川のエレベーター運河ツアーの㈱ガレオン: TEL 03-5858-6877
多彩なコースあり!東京都心と羽田空港等を結ぶ舟運社会実験(第4次実験)に参加してみませんか!(国土交通省総合政策局)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000138.html