そして二つ目の名勝を目指して、栗林公園の近くから琴電に乗り、一時間弱で「琴平」に着く。
ここにあるのが、「こんぴらさん」の愛称で有名な「金刀比羅宮(ことひらぐう)」である。古事記に登場する水神である「大物主」を祀っていて、漁業や航行の安全のご利益があると言われる。
「本宮までの階段は全部で785段あるよ。杖をもっていきなさい」と、途中にある店で竹の杖を貸してもらう。足の不自由な人のために、駕籠もある。この長い階段は子どもがいたりすると大変である。のんびりとマイペースで参詣するのがいいだろう。
そしてもう一つ、高松からJR予讃線の特急を利用して50分程の所にある「観音寺」。駅の看板には「砂浜に銭形のある駅」と書かれている。これこそが、一目見ると金運がアップする、と言われている「銭形砂絵」である。
寛永10年に、丸亀藩主の生駒公をこの地に迎え入れる時、歓迎の意味で人々が作ったと言い伝えられる銭形砂絵。琴弾山の山頂から眺めると綺麗な円形に見えるように考えて作られている。年に二回は市民の手によって砂を形成するという。長い間人々の温かい心によって守られてきた砂絵なのだ、それは、ご利益もあるというものだろう。
金曜の夜に、電車にとび乗って、
讃岐の国までやって来て、自然と、歴史と、人の心に出会う。
朝陽と夕陽の間。
そして二つ目の名勝を目指して、栗林公園の近くから琴電に乗り、一時間弱で「琴平」に着く。
ここにあるのが、「こんぴらさん」の愛称で有名な「金刀比羅宮(ことひらぐう)」である。古事記に登場する水神である「大物主」を祀っていて、漁業や航行の安全のご利益があると言われる。
「本宮までの階段は全部で785段あるよ。杖をもっていきなさい」と、途中にある店で竹の杖を貸してもらう。足の不自由な人のために、駕籠もある。この長い階段は子どもがいたりすると大変である。のんびりとマイペースで参詣するのがいいだろう。
そしてもう一つ、高松からJR予讃線の特急を利用して50分程の所にある「観音寺」。駅の看板には「砂浜に銭形のある駅」と書かれている。これこそが、一目見ると金運がアップする、と言われている「銭形砂絵」である。
寛永10年に、丸亀藩主の生駒公をこの地に迎え入れる時、歓迎の意味で人々が作ったと言い伝えられる銭形砂絵。琴弾山の山頂から眺めると綺麗な円形に見えるように考えて作られている。年に二回は市民の手によって砂を形成するという。長い間人々の温かい心によって守られてきた砂絵なのだ、それは、ご利益もあるというものだろう。
金曜の夜に、電車にとび乗って、
讃岐の国までやって来て、自然と、歴史と、人の心に出会う。
朝陽と夕陽の間。