スローな列車旅 目にしみる車窓風景

いさぶろう・しんぺい号4

列車がスイッチバック休憩する大畑駅では、乗客が木造駅舎やSL時代の給水塔などを見学できる。運転士はここで最後尾の操縦席に移動して逆走、その後また最前列の操縦席にもどる

レトロなディーゼル観光列車「いさぶろう・しんぺい号」の峠越えはサービス満点だ。

人吉を出発して途中の大畑、矢岳、真中で停車休憩。乗客はその間に木造駅舎を撮影したり、SL展示館を見学できる。列車はその後汽笛の合図とともにスイッチバックしながらゆっくり吉松へと進む。

途中の峠越えの日本三大車窓ポイントでは、徐行して車内で観光案内のサービスもある。所要時間は約1時間半。たっぷりと鈍行列車の旅情が味わえる。

ちなみに列車の名前は明治42年開通時の逓信大臣・山縣伊三郎と鉄道院総裁・後藤新平の名前にちなんだもの。

また八代-人吉間の川線の楽しみは雄大な球磨川の渓谷をぬって走る車窓からの眺め。途中に明治41年製の鉄橋を2つ通過。こちらも普通列車で約1時間半の旅程だ。

いさぶろう・しんぺい号7

いさぶろう・しんぺい号6

いさぶろう・しんぺい号3

3層式からくり時計

人吉駅のシンボルでもある駅前の3層式からくり時計。

 

スローな列車旅 目にしみる車窓風景

いさぶろう・しんぺい号4

列車がスイッチバック休憩する大畑駅では、乗客が木造駅舎やSL時代の給水塔などを見学できる。運転士はここで最後尾の操縦席に移動して逆走、その後また最前列の操縦席にもどる

レトロなディーゼル観光列車「いさぶろう・しんぺい号」の峠越えはサービス満点だ。

人吉を出発して途中の大畑、矢岳、真中で停車休憩。乗客はその間に木造駅舎を撮影したり、SL展示館を見学できる。列車はその後汽笛の合図とともにスイッチバックしながらゆっくり吉松へと進む。

途中の峠越えの日本三大車窓ポイントでは、徐行して車内で観光案内のサービスもある。所要時間は約1時間半。たっぷりと鈍行列車の旅情が味わえる。

ちなみに列車の名前は明治42年開通時の逓信大臣・山縣伊三郎と鉄道院総裁・後藤新平の名前にちなんだもの。

また八代-人吉間の川線の楽しみは雄大な球磨川の渓谷をぬって走る車窓からの眺め。途中に明治41年製の鉄橋を2つ通過。こちらも普通列車で約1時間半の旅程だ。

いさぶろう・しんぺい号7

いさぶろう・しんぺい号6

いさぶろう・しんぺい号3

3層式からくり時計

人吉駅のシンボルでもある駅前の3層式からくり時計。