ルアンパバンはラオス北部山間のメコン川中流沿いの街。かつて独立王国の首都だったこともある落ち着いた古都だ。人々の暮らしは悠久のメコンの流れと深い森、仏教の祈りと静けさの中にある。緑の木々の中には寺院が立ち並び、早朝にオレンジ色の袈裟を着た僧侶が列をなして托鉢に街を歩き、住民らが...
ルアンパバンはラオス北部山間のメコン川中流沿いの街。かつて独立王国の首都だったこともある落ち着いた古都だ。人々の暮らしは悠久のメコンの流れと深い森、仏教の祈りと静けさの中にある。緑の木々の中には寺院が立ち並び、早朝にオレンジ色の袈裟を着た僧侶が列をなして托鉢に街を歩き、住民らが一人一人の僧にモチ米などを喜捨する姿が知られている。旅人の中にはかつてこの街を、「桃源郷」と呼んだ人もいたほどだ。
そん...
世界遺産
2016/7/1
チャトゥチャック市場のウィークエンド・マーケットにて。暑さでバテた身体を癒すのにフレッシュ・フルーツジュースはマスト!
「若いうちにタイに行け!」というキャッチコピーのCMが昔あったような気がするが、もう若くないのに行っていなかった国、タイ王国。たまたま用事ができてやっと行くこと...
チャトゥチャック市場のウィークエンド・マーケットにて。暑さでバテた身体を癒すのにフレッシュ・フルーツジュースはマスト!
「若いうちにタイに行け!」というキャッチコピーのCMが昔あったような気がするが、もう若くないのに行っていなかった国、タイ王国。たまたま用事ができてやっと行くことができた。
東南アジアで唯一、欧米列強に占領されたことがなく、経済的にも優等生。でも2011年には大洪水があり、2014...
都市
2016/5/10
南インドのチェンナイ市内からローカルバスを乗り継いで、海岸沿いに約60キロ南に下ると、世界遺産に登録されている「マハーバリプラムの建造物群」がある。
マハーバリプラムはインド亜大陸の東、ベンガル湾に臨む、かつての東西貿易の拠点であった港湾都市。世界を相手にしたその「かつて」とい...
南インドのチェンナイ市内からローカルバスを乗り継いで、海岸沿いに約60キロ南に下ると、世界遺産に登録されている「マハーバリプラムの建造物群」がある。
マハーバリプラムはインド亜大陸の東、ベンガル湾に臨む、かつての東西貿易の拠点であった港湾都市。世界を相手にしたその「かつて」というのが紀元4〜9世紀というから、やはりインドの歴史はあなどれない。当時のヒンズー教のさまざまな建造物や石窟が残り、現在は...
世界遺産
2016/5/3