■対馬旅行1日目(2026年12月25日)
名前は知っているけれど,行ったことがない島,対馬。九州の上のほうにあって,魚が美味しそう。多くの人はそんなイメージ程度しかいだろう。今回,そんな対馬へ初めて行くことになった。
ANA羽田発,福岡経由で対馬やまねこ空港着。福岡や長崎から高速ジェット船も出ているが,時短のためにはやはり飛行機が便利だ。この日,日本海側に大寒波が来ていて,福岡は大雨,対馬は快晴だが強風だった。

対馬やまねこ空港に到着直後。強風
対馬は南北に細長い島で,日本では佐渡島,奄美大島に次いで3番目に大きい島だ。なんと,東京23区よりも面積は広い。
旅行プランを考えるときは上・中・下対馬とエリアごとに考えたほうがよい。対馬やまねこ空港はやや真ん中下の東側あたり,美津島(みつしま)町に位置し,飛行機利用ならば旅のスタートはここから考える。空港の少し下に位置する下対馬の厳原(いづはら)には飲食店・ホテルが集中している。
今回の旅はその美津島と厳原にほぼ限定した旅となった。なぜなら私,車の運転ができないから…。当然のことながら,対馬に鉄道はない。唯一の交通手段は車のみ。上対馬の比田勝(ひたかつ)〜厳原を走るメインのバス路線は1時間に1本程度走っているものの,支線は1日に数本程度。バスで細かく移動することは難しく,それ以外はタクシーになる。タクシーで長距離移動するとなるとすごいお値段になる。できる限りバスで移動して,途中からタクシー会社に電話して移動するという旅となった。運転できるならレンタカーが絶対おすすめ。
前日に予約しておいたタクシーに空港から乗って,早速,小茂田浜(こもだはま)神社へ(ちなみにバス路線はこの付近はない)。ここは元寇で亡くなった方々を祀っている神社。あの海の向こうから見知らぬ外国船が何万と襲来したのかと思うと背筋が凍る。まさに背水の陣。
毎年11月には大祭があり,甲冑,白装束をした地元の人々が練り歩くそうだ。この小茂田浜海岸のすぐ近くに椎根(しいね)の石屋根倉庫がある。対馬特有の建築物で倒壊しないように板状の石を屋根に積み重ね,床は高床式となっている。
この日の小茂田浜は砂が身体に当たって痛いほどの強風だった。元寇で元が引き返したのは強風が原因だったようだが,あれは神風でもなんでもなく,対馬のよくある気候が運良く起きただけのことだと行ってみて実感した。

小茂田浜神社

小茂田浜。強風にて砂が当たって痛かった。

椎根(しいね)の石屋根倉庫
初日の最大の目的は小茂田浜だったため,すでに満足。厳原へ戻る途中,タクシー運転手さんの計らいで,対馬を一望できるという上見坂(かみざか)公園へ立ち寄る。途中,ずっと山道で運転に慣れていないと手強そうだ。今は国道が通っているが,昔はこのような山道しかなく,移動時間もかなりかかったそうだ。

上見坂(かみざか)公園からの眺め
無事,厳原着,タクシー下車。中心には観光案内所があり,情報収集。多くのバスの発着もここからだ。厳原だけなら徒歩で十分観光できる。
ランチは観光案内所おすすめのお店,千両へ。このグレードでランチなんと1400円!対馬最初の食事がこれで大満足!

初日ランチ:厳原・千両にて。コーヒー・デザートもついてた。
腹ごしらえは十分した。少し厳原散策もした。問題はここからだ。宿へ戻りたい。どうやって?(笑)。しかも宿は空港からさらに離れた美津島町竹敷というところのようだ。海にも近くて綺麗そうだからとそれ以外何も考えずに宿を取って後悔した。宿の周りには何も店がない。晩御飯はどうする? 移動手段がない…
お陰様でランチに満足していたので,夜は粗食ということでコンビニで適当に買って持っていくことにした。ちょうどコンビニのすぐ近くに先ほど使ったタクシー会社があった。宿へはタクシーで移動。厳原から宿までタクシー料金4000円超。気軽に往復できるお値段ではない。初日のタクシー料金18,000円!真っ青。おやすみなさい。
■対馬旅行2日目(2026年12月26日)
昨日から日本海側に来ている大寒波。昨夜は台風かのような強風・轟音で実はよく眠れなかった。島の風をなめたらいけない。そして本日もまた強風と大寒波。外はマイナス何度?
天候や体調に合わせて日程をその場で組めるのが個人旅行のよいところ。宿の十分すぎる朝食を食べ,今日は無理をせず乗馬体験だけにした(とにかく対馬は広い。移動で終わってしまうし)。場所は浅茅(あそう)湾に面した「あそうベイパーク」。ここに対州馬(たいしゅうば)という対馬固有の馬が10頭程度いるそうだ。対州馬は対馬内では50頭くらいしか残っていない。荷物を運ぶための使役馬のため,小型の馬ながら100キロ以上の荷物を運べるそうだ。性格はおとなしく,優しいらしい。動物好きの私にとって,貴重な馬に乗れるまたとないチャンス。念のため,あそうベイパークに電話して乗馬予約をした。
問題は宿からここまでどうやって行くかだった…というか,選択肢はタクシーしかない。電話で呼んで来てもらった。途中ではタクシーの運転手さんにバスとうまく組み合わせて乗ったほうが安いよいとアドバイスいただいた。自分の儲けにならないことを教えてくれる,なんて優しい運転手さん!
タクシーに乗ること30分超。あそうベイパークの対州馬コーナーに到着。あそうベイパークはカヌー体験やBBQやキャンプなどアクティビティができる施設で,ここも広大な面積のようだ。乗馬コーナーはゲートのすぐ近くで助かった。
いるいる,小さいお馬さんたちが,寒さに負けず草をひたすらハムハムしている!!ときどき窓から除く子,鳴く子,微動だにしない子。やはりサラブレッドと比べておとなしい。とにかく可愛い。ここからはしばし対州馬フォトギャラリーをお楽しみください。

午前中のお寛ぎタイム。もぐもぐしたり,少し歩いたり。

あそうベイパーク内には10数頭の対州馬がいるそうだ

厩舎の窓からひょっこり顔を出してくれた子たち。とてもおとなしく,優しい顔立ちの対州馬
そして乗馬体験。引き馬で10分程度,馬場の外に出て戻ってくるコース。体高も低いので乗る時も楽ちん。ポコポコのんびりの乗馬,10分だけだったけれど楽しかった。これで料金600円弱。鞍など馬具をつけたりブラッシングしたり,準備も考えるともっと料金取ってもいいのではないか?と心配になるお値段。

はづきちゃんに乗馬させてもらった。装備前と後
体験乗馬中の馬上から。右は外でお散歩中の対州馬。体高が人より低いことがわかる。乗馬後も名残惜しくてしばらく見学させていただいた。寒かったがずっとここにいたかった。
まだ午前11時。この後どうする? あそうベイパークから30分程度歩けば,万関橋という名勝に着き,バス停やお店が少しあるということで歩くことにした。途中の景色が美しい。歩かなければ観られない景色。これも旅の醍醐味。

歩かなければ見られなかった,あそうベイパークから万関橋へ行く途中の景色
万関橋に到着。寒かったので一通り付近を見物してレストラン・やすらぎでランチをとった。ここで待機して13:35の厳原行きのバスに乗って移動することにした。時間通りにバス到着。バスに乗りながらのんびりとガイドマップを見る。温泉があることを発見!乗り継いで帰るつもりになっていたが急遽気が変わって対馬グランドホテル横になる「真珠(たま)の湯」に行ってみることにした。
高浜で下車。そこから歩くこと10分ちょっと。がしかし…レジオネラが出たため長期休館だった(涙)。仕方なく対馬グランドホテルのロビーで次の作戦会議。バスの途中で大型スーパーが見えたのでそこまで歩くことにした。徒歩20分以上。途中に今朝使った美津島タクシーもあった。疲れたらまたここに電話しよう(弱気・笑)。
大型スーパー「サイキ」の横には無印良品の大型店やホームセンターなどもあり,車の往来もかなりある。本日の晩ご飯となる寿司セットと明日の登山用の食料を調達し,ホテルのある竹敷行きの最終便のバスに乗れそうだったので樽ケ浜橋バス停まで歩く。バス停のベンチで寒いけど待つ。到着予定時間を過ぎても来ない。30分待つ…。
さすがに寒さに負けて美津島タクシーに電話してホテルに戻った。なんと今朝と同じ運転手さんで本日の観光報告ができた。明日の登山のアドバイスもいろいろいただき,地元の話も聞くことができ充実した乗車時間だった。とはいえ,本日のタクシー料金7000円…レンタカーと同じ料金くらい?バスを1回使ったので昨日より節約できたと思うことにした。
いよいよ明日は登山本番!

万関橋より。実際の橋はもっと赤い

万関橋を横から

万関橋からの眺め。リアス式海岸と透明度の高い海が美しい
■対馬旅行1日目(2026年12月25日)
名前は知っているけれど,行ったことがない島,対馬。九州の上のほうにあって,魚が美味しそう。多くの人はそんなイメージ程度しかいだろう。今回,そんな対馬へ初めて行くことになった。
ANA羽田発,福岡経由で対馬やまねこ空港着。福岡や長崎から高速ジェット船も出ているが,時短のためにはやはり飛行機が便利だ。この日,日本海側に大寒波が来ていて,福岡は大雨,対馬は快晴だが強風だった。

対馬やまねこ空港に到着直後。強風
対馬は南北に細長い島で,日本では佐渡島,奄美大島に次いで3番目に大きい島だ。なんと,東京23区よりも面積は広い。
旅行プランを考えるときは上・中・下対馬とエリアごとに考えたほうがよい。対馬やまねこ空港はやや真ん中下の東側あたり,美津島(みつしま)町に位置し,飛行機利用ならば旅のスタートはここから考える。空港の少し下に位置する下対馬の厳原(いづはら)には飲食店・ホテルが集中している。
今回の旅はその美津島と厳原にほぼ限定した旅となった。なぜなら私,車の運転ができないから…。当然のことながら,対馬に鉄道はない。唯一の交通手段は車のみ。上対馬の比田勝(ひたかつ)〜厳原を走るメインのバス路線は1時間に1本程度走っているものの,支線は1日に数本程度。バスで細かく移動することは難しく,それ以外はタクシーになる。タクシーで長距離移動するとなるとすごいお値段になる。できる限りバスで移動して,途中からタクシー会社に電話して移動するという旅となった。運転できるならレンタカーが絶対おすすめ。
前日に予約しておいたタクシーに空港から乗って,早速,小茂田浜(こもだはま)神社へ(ちなみにバス路線はこの付近はない)。ここは元寇で亡くなった方々を祀っている神社。あの海の向こうから見知らぬ外国船が何万と襲来したのかと思うと背筋が凍る。まさに背水の陣。
毎年11月には大祭があり,甲冑,白装束をした地元の人々が練り歩くそうだ。この小茂田浜海岸のすぐ近くに椎根(しいね)の石屋根倉庫がある。対馬特有の建築物で倒壊しないように板状の石を屋根に積み重ね,床は高床式となっている。
この日の小茂田浜は砂が身体に当たって痛いほどの強風だった。元寇で元が引き返したのは強風が原因だったようだが,あれは神風でもなんでもなく,対馬のよくある気候が運良く起きただけのことだと行ってみて実感した。

小茂田浜神社

小茂田浜。強風にて砂が当たって痛かった。

椎根(しいね)の石屋根倉庫
初日の最大の目的は小茂田浜だったため,すでに満足。厳原へ戻る途中,タクシー運転手さんの計らいで,対馬を一望できるという上見坂(かみざか)公園へ立ち寄る。途中,ずっと山道で運転に慣れていないと手強そうだ。今は国道が通っているが,昔はこのような山道しかなく,移動時間もかなりかかったそうだ。

上見坂(かみざか)公園からの眺め
無事,厳原着,タクシー下車。中心には観光案内所があり,情報収集。多くのバスの発着もここからだ。厳原だけなら徒歩で十分観光できる。
ランチは観光案内所おすすめのお店,千両へ。このグレードでランチなんと1400円!対馬最初の食事がこれで大満足!

初日ランチ:厳原・千両にて。コーヒー・デザートもついてた。
腹ごしらえは十分した。少し厳原散策もした。問題はここからだ。宿へ戻りたい。どうやって?(笑)。しかも宿は空港からさらに離れた美津島町竹敷というところのようだ。海にも近くて綺麗そうだからとそれ以外何も考えずに宿を取って後悔した。宿の周りには何も店がない。晩御飯はどうする? 移動手段がない…
お陰様でランチに満足していたので,夜は粗食ということでコンビニで適当に買って持っていくことにした。ちょうどコンビニのすぐ近くに先ほど使ったタクシー会社があった。宿へはタクシーで移動。厳原から宿までタクシー料金4000円超。気軽に往復できるお値段ではない。初日のタクシー料金18,000円!真っ青。おやすみなさい。
■対馬旅行2日目(2026年12月26日)
昨日から日本海側に来ている大寒波。昨夜は台風かのような強風・轟音で実はよく眠れなかった。島の風をなめたらいけない。そして本日もまた強風と大寒波。外はマイナス何度?
天候や体調に合わせて日程をその場で組めるのが個人旅行のよいところ。宿の十分すぎる朝食を食べ,今日は無理をせず乗馬体験だけにした(とにかく対馬は広い。移動で終わってしまうし)。場所は浅茅(あそう)湾に面した「あそうベイパーク」。ここに対州馬(たいしゅうば)という対馬固有の馬が10頭程度いるそうだ。対州馬は対馬内では50頭くらいしか残っていない。荷物を運ぶための使役馬のため,小型の馬ながら100キロ以上の荷物を運べるそうだ。性格はおとなしく,優しいらしい。動物好きの私にとって,貴重な馬に乗れるまたとないチャンス。念のため,あそうベイパークに電話して乗馬予約をした。
問題は宿からここまでどうやって行くかだった…というか,選択肢はタクシーしかない。電話で呼んで来てもらった。途中ではタクシーの運転手さんにバスとうまく組み合わせて乗ったほうが安いよいとアドバイスいただいた。自分の儲けにならないことを教えてくれる,なんて優しい運転手さん!
タクシーに乗ること30分超。あそうベイパークの対州馬コーナーに到着。あそうベイパークはカヌー体験やBBQやキャンプなどアクティビティができる施設で,ここも広大な面積のようだ。乗馬コーナーはゲートのすぐ近くで助かった。
いるいる,小さいお馬さんたちが,寒さに負けず草をひたすらハムハムしている!!ときどき窓から除く子,鳴く子,微動だにしない子。やはりサラブレッドと比べておとなしい。とにかく可愛い。ここからはしばし対州馬フォトギャラリーをお楽しみください。

午前中のお寛ぎタイム。もぐもぐしたり,少し歩いたり。

あそうベイパーク内には10数頭の対州馬がいるそうだ

厩舎の窓からひょっこり顔を出してくれた子たち。とてもおとなしく,優しい顔立ちの対州馬
そして乗馬体験。引き馬で10分程度,馬場の外に出て戻ってくるコース。体高も低いので乗る時も楽ちん。ポコポコのんびりの乗馬,10分だけだったけれど楽しかった。これで料金600円弱。鞍など馬具をつけたりブラッシングしたり,準備も考えるともっと料金取ってもいいのではないか?と心配になるお値段。

はづきちゃんに乗馬させてもらった。装備前と後
体験乗馬中の馬上から。右は外でお散歩中の対州馬。体高が人より低いことがわかる。乗馬後も名残惜しくてしばらく見学させていただいた。寒かったがずっとここにいたかった。
まだ午前11時。この後どうする? あそうベイパークから30分程度歩けば,万関橋という名勝に着き,バス停やお店が少しあるということで歩くことにした。途中の景色が美しい。歩かなければ観られない景色。これも旅の醍醐味。

歩かなければ見られなかった,あそうベイパークから万関橋へ行く途中の景色
万関橋に到着。寒かったので一通り付近を見物してレストラン・やすらぎでランチをとった。ここで待機して13:35の厳原行きのバスに乗って移動することにした。時間通りにバス到着。バスに乗りながらのんびりとガイドマップを見る。温泉があることを発見!乗り継いで帰るつもりになっていたが急遽気が変わって対馬グランドホテル横になる「真珠(たま)の湯」に行ってみることにした。
高浜で下車。そこから歩くこと10分ちょっと。がしかし…レジオネラが出たため長期休館だった(涙)。仕方なく対馬グランドホテルのロビーで次の作戦会議。バスの途中で大型スーパーが見えたのでそこまで歩くことにした。徒歩20分以上。途中に今朝使った美津島タクシーもあった。疲れたらまたここに電話しよう(弱気・笑)。
大型スーパー「サイキ」の横には無印良品の大型店やホームセンターなどもあり,車の往来もかなりある。本日の晩ご飯となる寿司セットと明日の登山用の食料を調達し,ホテルのある竹敷行きの最終便のバスに乗れそうだったので樽ケ浜橋バス停まで歩く。バス停のベンチで寒いけど待つ。到着予定時間を過ぎても来ない。30分待つ…。
さすがに寒さに負けて美津島タクシーに電話してホテルに戻った。なんと今朝と同じ運転手さんで本日の観光報告ができた。明日の登山のアドバイスもいろいろいただき,地元の話も聞くことができ充実した乗車時間だった。とはいえ,本日のタクシー料金7000円…レンタカーと同じ料金くらい?バスを1回使ったので昨日より節約できたと思うことにした。
いよいよ明日は登山本番!

万関橋より。実際の橋はもっと赤い

万関橋を横から

万関橋からの眺め。リアス式海岸と透明度の高い海が美しい
