石垣12

名蔵湾を見ながら79号を北上し、分岐を西に向かうと、石垣島の西端エリアに着く。
そこで行くように勧められたのは、御神埼(おがんざき)灯台だ。
一般の人は灯台に入ることはできないが、手すりのついた階段を上り、灯台のふもとまで登ることができる。そこから西側は、さえぎるもののない東シナ海を見渡すことができる絶景ポイントなのだ。市街地からそう遠くないわりに、あまり観光客で混み合うことがない。芝生も広く、ピクニックをしている地元の人もちらほらといる。

石垣13

岩場に上ることもできるが、下を見ると足が震える。

石垣14

東シナ海を一望。

ここから台湾までは、約200キロ弱。
この島は、那覇までよりも、台湾のほうが近いのだ。そういう意味ではここは、日本中のどこよりも、外国に近いのかもしれない。数年後には、台湾と石垣島を結ぶフェリーが就航するかもしれないという話もある。そうすれば、いちいち大都市を経由せず、昔のようにローカルに国境を越え、人やものが行き交うことができるようになる。石垣島から足を伸ばして気軽に台湾に行けるとなれば、旅行の選択肢や愉しみが増えるに違いない。古くから色々な文化が潮目のように交じり合って発展してきた石垣島の、活気の秘密はこの空や海に象徴されるように、リミッターがないところかもしれない。

石垣15

石垣島は、実は南十字星と天の川を同時に観ることができる、天文ファンにはうれしい場所。
なかでも、この御神埼は海に沈む夕陽を眺め、そのまま海上にきらめく星々を堪能することができるポイントとして人気がある。

石垣12

名蔵湾を見ながら79号を北上し、分岐を西に向かうと、石垣島の西端エリアに着く。
そこで行くように勧められたのは、御神埼(おがんざき)灯台だ。
一般の人は灯台に入ることはできないが、手すりのついた階段を上り、灯台のふもとまで登ることができる。そこから西側は、さえぎるもののない東シナ海を見渡すことができる絶景ポイントなのだ。市街地からそう遠くないわりに、あまり観光客で混み合うことがない。芝生も広く、ピクニックをしている地元の人もちらほらといる。

石垣13

岩場に上ることもできるが、下を見ると足が震える。

石垣14

東シナ海を一望。

ここから台湾までは、約200キロ弱。
この島は、那覇までよりも、台湾のほうが近いのだ。そういう意味ではここは、日本中のどこよりも、外国に近いのかもしれない。数年後には、台湾と石垣島を結ぶフェリーが就航するかもしれないという話もある。そうすれば、いちいち大都市を経由せず、昔のようにローカルに国境を越え、人やものが行き交うことができるようになる。石垣島から足を伸ばして気軽に台湾に行けるとなれば、旅行の選択肢や愉しみが増えるに違いない。古くから色々な文化が潮目のように交じり合って発展してきた石垣島の、活気の秘密はこの空や海に象徴されるように、リミッターがないところかもしれない。

石垣15

石垣島は、実は南十字星と天の川を同時に観ることができる、天文ファンにはうれしい場所。
なかでも、この御神埼は海に沈む夕陽を眺め、そのまま海上にきらめく星々を堪能することができるポイントとして人気がある。