滝つぼの轟音が徐々に聴こえてくる。
これがアルゼンチン側からみたイグアスの滝(プエルト・イグアス)、悪魔ののど笛だ。
悪魔ののど笛と言われる理由にすぐに合点がいくほどの水量と轟音。あまりにも水量がありすぎて水しぶきがさらに上空に舞い上がっている。
そして滝をまたがるように架かる巨大な虹が美しい。
滝の中に突っ込んでいく勇ましい鳥が飛んでいる。ガイドによると「swift」(アマツバメ)という鳥らしい。ガイドが着ているジャケットの背中にもswiftが描かれていた。イグアスの滝を象徴する鳥なのだそうだ。滝の岩壁に巣を作り、巣に入るために滝に突っ込んでいるそうだ。滝の流れに合わせて急降下し、まるで滝に吸い込まれるように消えていくアマツバメを観ると、人間ができることって限られているんだと思ってしまう。
ガイドにしばらくここで一人で眺めていていいよと言われた。ようやくじっくり遠慮なく滝を眺められる。眺めるというより、感じる。とてつもないパワーを。不覚にも、あまりのパワーに圧倒されて涙が溢れ出てきてしまった。誰にも創ることができない、自然の美しさと神秘。史上最強のパワースポットに来てしまったんだ、私。もう死んでもいい!と思ってしまった。
と、感動に浸っていると、そうだ、時間がない!ガイドに催促されて次のスポットへ。
今度は遠距離からイグアスの滝を眺められるところへ。
ここにも虹が! 今までこんなにたくさん虹を観たことがあっただろうか?
亜熱帯のジャングルと青空とイグアスの滝が織りなす景色はまるで美しい旋律を奏でるよう。自然の芸術に敵うものなし。
実は滝の水しぶきを浴びることができるスポットもちゃんと用意されている。
濡れるのを覚悟してきた観光客は大喜び。パワースポットの水を浴びたらお清めになるかもね。
でもここで水しぶきを浴びなくても、高温・高湿なうえにガイドにも過去最速ツアーと言われるほどの駈け足弾丸ツアーだったので、全身汗でずぶ濡れだった。
さあもう帰らねば。帰りのトロッコ電車内ではガイドからイグアスに関するさまざまな話を聴くことができた。イグアスの土壌、鳥、自然保護のことなど。記念にイグアスで取れる石をいただいた。透明なピンク色でイグアスの赤土が少しついている無垢な石。売っている土産よりも、こういうもののほうが思い出になるし、大切にとっておきたいと思うのは私だけではないだろう。
車でイグアス空港まで送ってもらい、ここでガイドとは別れた。彼女のお陰で無駄なくイグアスの滝を巡ることができた。どうもありがとう。
しかし、せっかくフライト時間に間に合うようにツアーしてもらったのに、またもや遅延!しかも4時間も遅れるという…南米侮りがたし。
エアコンが効きすぎた空港内では汗だくの身体が冷えてしまい居座ることができず、空港の外で日光浴しながら時間をつぶすことにした。
田舎ののんびりとした小さな空港。日本では聴くことができない南国のさまざまな鳥たちの鳴き声にじっと耳を傾ける。遠くからもすぐ近くからも鳥のさえずりしか聴こえない。目の前を黒い犬が自由に走り回っている。あまりにものどかで幸せで、夢か現かわからなくなってしまうほどだった。
またここに来たい。今度はのんびり2泊くらいしたい。
イグアスの滝のパワーを十二分なくらい浴びてみたい、きっといつか。
滝つぼの轟音が徐々に聴こえてくる。
これがアルゼンチン側からみたイグアスの滝(プエルト・イグアス)、悪魔ののど笛だ。
悪魔ののど笛と言われる理由にすぐに合点がいくほどの水量と轟音。あまりにも水量がありすぎて水しぶきがさらに上空に舞い上がっている。
そして滝をまたがるように架かる巨大な虹が美しい。
滝の中に突っ込んでいく勇ましい鳥が飛んでいる。ガイドによると「swift」(アマツバメ)という鳥らしい。ガイドが着ているジャケットの背中にもswiftが描かれていた。イグアスの滝を象徴する鳥なのだそうだ。滝の岩壁に巣を作り、巣に入るために滝に突っ込んでいるそうだ。滝の流れに合わせて急降下し、まるで滝に吸い込まれるように消えていくアマツバメを観ると、人間ができることって限られているんだと思ってしまう。
ガイドにしばらくここで一人で眺めていていいよと言われた。ようやくじっくり遠慮なく滝を眺められる。眺めるというより、感じる。とてつもないパワーを。不覚にも、あまりのパワーに圧倒されて涙が溢れ出てきてしまった。誰にも創ることができない、自然の美しさと神秘。史上最強のパワースポットに来てしまったんだ、私。もう死んでもいい!と思ってしまった。
と、感動に浸っていると、そうだ、時間がない!ガイドに催促されて次のスポットへ。
今度は遠距離からイグアスの滝を眺められるところへ。
ここにも虹が! 今までこんなにたくさん虹を観たことがあっただろうか?
亜熱帯のジャングルと青空とイグアスの滝が織りなす景色はまるで美しい旋律を奏でるよう。自然の芸術に敵うものなし。
実は滝の水しぶきを浴びることができるスポットもちゃんと用意されている。
濡れるのを覚悟してきた観光客は大喜び。パワースポットの水を浴びたらお清めになるかもね。
でもここで水しぶきを浴びなくても、高温・高湿なうえにガイドにも過去最速ツアーと言われるほどの駈け足弾丸ツアーだったので、全身汗でずぶ濡れだった。
さあもう帰らねば。帰りのトロッコ電車内ではガイドからイグアスに関するさまざまな話を聴くことができた。イグアスの土壌、鳥、自然保護のことなど。記念にイグアスで取れる石をいただいた。透明なピンク色でイグアスの赤土が少しついている無垢な石。売っている土産よりも、こういうもののほうが思い出になるし、大切にとっておきたいと思うのは私だけではないだろう。
車でイグアス空港まで送ってもらい、ここでガイドとは別れた。彼女のお陰で無駄なくイグアスの滝を巡ることができた。どうもありがとう。
しかし、せっかくフライト時間に間に合うようにツアーしてもらったのに、またもや遅延!しかも4時間も遅れるという…南米侮りがたし。
エアコンが効きすぎた空港内では汗だくの身体が冷えてしまい居座ることができず、空港の外で日光浴しながら時間をつぶすことにした。
田舎ののんびりとした小さな空港。日本では聴くことができない南国のさまざまな鳥たちの鳴き声にじっと耳を傾ける。遠くからもすぐ近くからも鳥のさえずりしか聴こえない。目の前を黒い犬が自由に走り回っている。あまりにものどかで幸せで、夢か現かわからなくなってしまうほどだった。
またここに来たい。今度はのんびり2泊くらいしたい。
イグアスの滝のパワーを十二分なくらい浴びてみたい、きっといつか。