翌日、昨日せっかく教わったのだから、ボートの乗り方を復習しつつ観光しようと思い、ボートで行くのに最適な王宮周辺を散策することにした。
怒られそうだが、名所旧跡にまったく興味のない私。でも折角タイに来たのだから一つくらい寺院を観てもいいだろうという軽い気持ちで選んだのがワット・ポー。金ぴかの巨大な寝釈迦仏がいるなんて珍しいなあ、という単なる興味本位で選んだのだが、寝仏様のお顔を観た瞬間、胸がキューンとなってしまった。「無知は罪なり」を思い知らされた瞬間だった。
バンコク三大寺院の一つワット・ポーにはこの寝仏だけでなく、多数の仏像も鎮座している。柔和な顔、少し気難しそうな顔、悲しそうな顔……仏像一体一体が個性的で全部観るには時間が足りないくらいだ(すっかり仏様の顔に魅了されている自分に気づく……)。
寺院内にはラーマ1〜4世を表すという仏塔もあり、カラフルで繊細なタイルの装飾と天に向かって突き刺すような様式の建築が非常に美しい。
ワット・ポーが予想外に素晴らし過ぎて、ここでかなりの時間を費やしてしまった。寺院を観るのもかなり満足し、さて次に何をしようかと考えたとき、ガイドブックでふと目についたのがワット・マハータートで瞑想教室をやっているという情報。行かねば!
暑さの中、トボトボとかなりの距離を歩いて(普通の日本人はタクシーに乗ると思うんだけど)、やっとワット・マハータートに到着。この寺院は観光客向けになっていないので、中に入っても何の案内もない。広い境内のどこで瞑想教室をやっているのか、申込みはどうしたらいいのかちっともわからない。境内をウロウロしていたら掃除のおじさんがいたので聞いてみると、そこを右に曲がったセクション16だという。しかし……無い。さらにウロウロして学校風の建物を発見したので、とりあえず聞いてみる。ここも瞑想教室ではないらしく、セクション5に行けと言われた。やっとみつかったセクション5の入り口。Center Meditationと書いてある。
中に入ると英語がほとんど話せない僧侶が一人。英語を話せる僧侶が来るからもう少し待てと言われ、待つこと15分。やっとここのシステムを教えていただいた。
どうやら瞑想教室(無料)は午後1〜3時、夕方6〜8時の1日計2回あるらしく、私がここに到着したのは午後1時半。残念、間に合わなかった。仕方なく夕方6時の教室に参加することにした。特に申込みは必要なく、時間前に来ればよいだけとのこと。
奥では読経とともに瞑想やお祈りをしている現地の人々がいた。誰でもウェルカムな雰囲気、建物内が涼しいこともあって、僧侶の説明が終わった後も瞑想の情景をぼんやり眺めていたら、ドイツ人の青年が駆け込んで来た。どうやらバックパッカーで世界中を旅しているらしい。先ほどの僧侶にいろいろとお願いをしていた。こちらに1週間くらい滞在させてもらえないか、もちろん瞑想を習いたい、etc。なるほど、宿代節約のためにこういう手もあるのかと妙に感心してしまった。
翌日、昨日せっかく教わったのだから、ボートの乗り方を復習しつつ観光しようと思い、ボートで行くのに最適な王宮周辺を散策することにした。
怒られそうだが、名所旧跡にまったく興味のない私。でも折角タイに来たのだから一つくらい寺院を観てもいいだろうという軽い気持ちで選んだのがワット・ポー。金ぴかの巨大な寝釈迦仏がいるなんて珍しいなあ、という単なる興味本位で選んだのだが、寝仏様のお顔を観た瞬間、胸がキューンとなってしまった。「無知は罪なり」を思い知らされた瞬間だった。
バンコク三大寺院の一つワット・ポーにはこの寝仏だけでなく、多数の仏像も鎮座している。柔和な顔、少し気難しそうな顔、悲しそうな顔……仏像一体一体が個性的で全部観るには時間が足りないくらいだ(すっかり仏様の顔に魅了されている自分に気づく……)。
寺院内にはラーマ1〜4世を表すという仏塔もあり、カラフルで繊細なタイルの装飾と天に向かって突き刺すような様式の建築が非常に美しい。
ワット・ポーが予想外に素晴らし過ぎて、ここでかなりの時間を費やしてしまった。寺院を観るのもかなり満足し、さて次に何をしようかと考えたとき、ガイドブックでふと目についたのがワット・マハータートで瞑想教室をやっているという情報。行かねば!
暑さの中、トボトボとかなりの距離を歩いて(普通の日本人はタクシーに乗ると思うんだけど)、やっとワット・マハータートに到着。この寺院は観光客向けになっていないので、中に入っても何の案内もない。広い境内のどこで瞑想教室をやっているのか、申込みはどうしたらいいのかちっともわからない。境内をウロウロしていたら掃除のおじさんがいたので聞いてみると、そこを右に曲がったセクション16だという。しかし……無い。さらにウロウロして学校風の建物を発見したので、とりあえず聞いてみる。ここも瞑想教室ではないらしく、セクション5に行けと言われた。やっとみつかったセクション5の入り口。Center Meditationと書いてある。
中に入ると英語がほとんど話せない僧侶が一人。英語を話せる僧侶が来るからもう少し待てと言われ、待つこと15分。やっとここのシステムを教えていただいた。
どうやら瞑想教室(無料)は午後1〜3時、夕方6〜8時の1日計2回あるらしく、私がここに到着したのは午後1時半。残念、間に合わなかった。仕方なく夕方6時の教室に参加することにした。特に申込みは必要なく、時間前に来ればよいだけとのこと。
奥では読経とともに瞑想やお祈りをしている現地の人々がいた。誰でもウェルカムな雰囲気、建物内が涼しいこともあって、僧侶の説明が終わった後も瞑想の情景をぼんやり眺めていたら、ドイツ人の青年が駆け込んで来た。どうやらバックパッカーで世界中を旅しているらしい。先ほどの僧侶にいろいろとお願いをしていた。こちらに1週間くらい滞在させてもらえないか、もちろん瞑想を習いたい、etc。なるほど、宿代節約のためにこういう手もあるのかと妙に感心してしまった。